現状

大学全入時代

大学全入時代

「大学全入時代」ということばを聞いたことはありませんか?
18歳の人口は減少する一方なのに対し、大学入学定員が現状のままなら、進学志望者数=入学定員が平成20年には成立することになります。
現在でも私立大学の約3割は定員割れしており、実質的な「大学全入時代」は始まっています。その一方、有名校への合格はますます難しくなっているという状況もあります。
「厳しい選抜のある大学」と「願書さえ出せば誰でも合格する大学」の二極化が進んでいるといえます。
大学全入は、大学の存続をかけた改革をもたらしました。その結果、実学や技術・資格を得るといった魅力ある学部や学科が新設されています。

入試制度もさまざま

入試制度もさまざま

表を見ても分かるように、現在ではAO入試、推薦入試(指定校推薦、公募制推薦、自己推薦)、一般入試、センター試験利用入試など、さまざまな入試制度が実施されています。
これは、大学全入時代を目前に、学生を確保しようとしているだけではありません。1度の学力試験だけではなく、受験生の多様な資質を評価しようという大学の姿勢が表れています。
受験生にとっては、受験のチャンスが増え、また得意分野で勝負できるというメリットがあります。しかし、AO入試や推薦入試と一般入試では対策が異なります。自分に合った入試方法を十分に検討してから試験に臨むのことが大切です。

AO入試

AO入試とは、Adomissions Officeの略です。学力試験では評価することのできない出願者自身の人物像を、学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法です。現在、ほぼ半数の大学・短大で実施されています。
準備すべき内容としては、志望校をよく理解しておくこと、オープンキャンパスへの参加、エントリーシートの作成、面接対策があげられます。

推薦入試

国公立大学では入学者の10人に1人、私立大学では10人に4人は推薦入学者です。募集枠が大きくなり、選考が一般入試に比べてやさしい傾向にあるため、受験しやすくなっています。
指定校推薦、公募制推薦、自己推薦入試、一般推薦などの受験方法があります。推薦入試の選考は、書類審査と小論文・面接を課す大学が多いようです。
準備すべき内容としては、内申点を上げるために高校の成績をアップする、部活などで大会優勝などの実績を作る、基本的な学科の勉強、小論文・面接の対策があげられます。

センター試験

センター試験はすべての国公立大学と3分の2以上の私立大学が利用しています。06年度の受験者は約50万6千人となり、大学・短大入学者の約70%が受験しました。
センター試験では、最大で6教科9科目を受験できますが、そのすべてを受験する必要はありません。志望する大学が指定する科目だけ受験すれば他の科目は受けなくてもかまいません。
私立大学のセンター試験利用入試では、センター試験の結果だけで合否が決まる入試制度です。センター試験利用入試を実施している大学ならば願書を送れば、どの大学でも受験することができます。
センター試験の受験科目は、ほとんどの大学で一般入試と同じ2、3科目となっています。
06年度のセンター試験から、英語のリスニングテストが導入されました。今後は、リスニング対策も必要となってきます。

私立大入試

現在では、私立大学の入学試験はさまざまな方法で行われています。私立大学の入試は大きく、推薦入試・AO入試、一般入試、センター試験利用入試、後期試験の4つに分けられます。
受験生は、志望大学の同じ学部でも違う学部でも受験することが可能です。受験生には、同じ大学にチャレンジする機会が増え有利になったと言えるのではないでしょうか。
また、地方受験者のために全国で各地で地方試験を行う大学も増えています。
得意な科目で、行きやすい場所で、受験するのが今の私立大学受験スタイルなのです。

国公立大入試

国公立大学入試は、センター試験と、大学独自の個別試験の2つの結果で合否が決まります。個別試験には、日程の違う前期と後期があります。
2回受験できるからといって、チャンスが2倍になるわけではありません。前期試験で合格した場合、入学を辞退しないと後期試験は受験することができません。ほとんどの大学では、前期に7〜8割の学生を募集していますし、前期では第一志望を受けるのが原則となっています。
また、同じ大学でも前期と後期では受験科目や試験の内容がまったく違う場合があるので注意しなければなりません。後期試験の場合は、学科試験の代わりに小論文や面接などを課す大学が多いようです。

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